セルフアップデート

双極性障害でIT企業をリタイアした中年が、製造業で再チャレンジします

片づけベタが自分の部屋を綺麗にする方法

*整理整頓の下手な自分

昔から整理整頓は苦手でした。

母親も掃除が苦手なので、その影響かもしれません。

 

部屋を整理しても、その状態が維持できません。

1か月もすると元に戻ってしまいます。

 

*整理整頓に対する世の中の人の考え

世の中には整理整頓の本がいろいろ出ています。

自分が読んだ限りでは、以下のようなパターンに分かれるようです。

 1)整理整頓の技術的なアプローチ

 2)整理整頓の精神面でのアプローチ

 

 

*整理整頓の技術的なアプローチ

「収納スペースをうまく使う」とか、

「このような収納器具が便利」など

整理整頓の技術的な面からアプローチする本です。

年末の大掃除の時期には、雑誌などで特集されていますね。

 

読んで見ると、色々な方法があるもんだと感心しましたが、

自分は結局どれも実践して(出来て)いません。

 

多分、今整理整頓が出来ている人が、

更なるスキル向上を目指すときに読む本であり、

今出来ていない人には宝の持ち腐れになるんだと思います。

(自分の場合は、ですが) 

 

*整理整頓の精神面でのアプローチ

これは、整理整頓が出来ていない人が出来る人になるために、

心の持ち方からアプローチする本です。

『憂鬱な掃除を楽しいものにすることで、自発的に掃除をするようになる』

あるいは

『掃除のもつ人を幸せにする力を積極的に生かす』

という謳い文句が多いですね。

これに方法論を組み合わせた本が多いです。

 

近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」は

これに分類されるでしょう。

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 

この本のポイントの1つに、掃除の最大の敵である

捨てられない

へのアプローチがあります。

 

 

それが、題名にもなっている「ときめき」です。

これは結構効きました。

「ときめき」曖昧なようで、

実はかなりしっかりとした判断基準です。

今でも 本を整理するときに参考にしています。

 

*緩いルール

精神面でのアプローチで、整理整頓が続かない理由の一つして

完全主義者が、完璧で理想的な整理整頓を求めるが

 それが実現できずに疲弊し、挫折してしまう

がよく挙げられます。

 

実は、私もそうです。

 

このような人に対する処方箋として

『整理のレベルを下げて(あるいは割り切って)、

 最低限の整理で目標を達成する』

という、逆説的な方法があります。

 

例えば

 ・床に荷物がおいてなければセーフ

 ・小物類は分類せずに、小物箱にまとめて入れておく

という緩いルールを作ることです。

これなら、仕事から疲れて帰ってからでもできますね。

 

自分もマイルールとして

 ・服はとにかくハンガーにかける

  (余計な場所分けはしない

 ・1日1か所何でもいいから片づける

というのを実行しています。

 

簡単にできますし、できたことで気分が良くなります。

慣れてきたら、少しづつルールを増やします。

 

*「綺麗にする」ではなく「綺麗な状態を維持する」

最近になって気がついたのは

自分に必要なのは

「部屋を綺麗にする方法」

ではなく

「部屋を綺麗な状態で維持する方法」

だということです。

 

目的が違えば、アプローチも全然違ってくるのは

当たり前のことです。

「部屋がきれいにできない」

と悩んでいる人は、そもそものアプローチを間違えていないか

考え直した方がよいと思います。

 

 

ではでは。