片づけベタが自分の部屋を綺麗にする方法
*整理整頓の下手な自分
昔から整理整頓は苦手でした。
母親も掃除が苦手なので、その影響かもしれません。
部屋を整理しても、その状態が維持できません。
1か月もすると元に戻ってしまいます。
*整理整頓に対する世の中の人の考え
世の中には整理整頓の本がいろいろ出ています。
自分が読んだ限りでは、以下のようなパターンに分かれるようです。
1)整理整頓の技術的なアプローチ
2)整理整頓の精神面でのアプローチ
*整理整頓の技術的なアプローチ
「収納スペースをうまく使う」とか、
「このような収納器具が便利」など
整理整頓の技術的な面からアプローチする本です。
年末の大掃除の時期には、雑誌などで特集されていますね。
読んで見ると、色々な方法があるもんだと感心しましたが、
自分は結局どれも実践して(出来て)いません。
多分、今整理整頓が出来ている人が、
更なるスキル向上を目指すときに読む本であり、
今出来ていない人には宝の持ち腐れになるんだと思います。
(自分の場合は、ですが)
*整理整頓の精神面でのアプローチ
これは、整理整頓が出来ていない人が出来る人になるために、
心の持ち方からアプローチする本です。
『憂鬱な掃除を楽しいものにすることで、自発的に掃除をするようになる』
あるいは
『掃除のもつ人を幸せにする力を積極的に生かす』
という謳い文句が多いですね。
これに方法論を組み合わせた本が多いです。
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」は
これに分類されるでしょう。
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本のポイントの1つに、掃除の最大の敵である
「捨てられない」
へのアプローチがあります。
それが、題名にもなっている「ときめき」です。
これは結構効きました。
「ときめき」曖昧なようで、
実はかなりしっかりとした判断基準です。
今でも 本を整理するときに参考にしています。
*緩いルール
精神面でのアプローチで、整理整頓が続かない理由の一つして
『完全主義者が、完璧で理想的な整理整頓を求めるが
それが実現できずに疲弊し、挫折してしまう』
がよく挙げられます。
実は、私もそうです。
このような人に対する処方箋として
『整理のレベルを下げて(あるいは割り切って)、
最低限の整理で目標を達成する』
という、逆説的な方法があります。
例えば
・床に荷物がおいてなければセーフ
・小物類は分類せずに、小物箱にまとめて入れておく
という緩いルールを作ることです。
これなら、仕事から疲れて帰ってからでもできますね。
自分もマイルールとして
・服はとにかくハンガーにかける
(余計な場所分けはしない)
・1日1か所何でもいいから片づける
というのを実行しています。
簡単にできますし、できたことで気分が良くなります。
慣れてきたら、少しづつルールを増やします。
*「綺麗にする」ではなく「綺麗な状態を維持する」
最近になって気がついたのは
自分に必要なのは
「部屋を綺麗にする方法」
ではなく
「部屋を綺麗な状態で維持する方法」
だということです。
目的が違えば、アプローチも全然違ってくるのは
当たり前のことです。
「部屋がきれいにできない」
と悩んでいる人は、そもそものアプローチを間違えていないか
考え直した方がよいと思います。
ではでは。