セルフアップデート

双極性障害でIT企業をリタイアした中年が、製造業で再チャレンジします

野望が一歩進む

*IT管理者の立場

直接の利益を生み出す製造部門に対して、

利益を食いつぶす間接部門は

(と直接部門からは思われている。多分)

以下に安く業務を回すかが肝になります。

だからあんまり大きな投資はしてもらえません。

 

基本、製造業におけるIT管理者は更に裏方です。

 今日日はパソコンやサーバーなんて動いていて当たり前ですから、

『動いて当然、停まったらボロクソ』

という扱いを受けます。

*IT管理者の密かな野望

 

一方で、情報の量と重要度が増すと、

『情報をITを使って管理する』

ということが非常に重視されるようになっています。

ここを押さえれば、IT管理者の社内的な立場は強化できるのではないか?

と考えていました。

(リストラとか嫌ですから)

その方針で、ここ数年コツコツと準備を重ねてきましたが、

その一つがやっと実を結びそうです。

 

グループウェアの導入

これがここ数年導入を目指していたITツールです。

 比較的大きな会社の方であれば

『今さら…』

と思われるかもしれません。

 

*なぜグループウェアの導入を目指すのか?

実際のところ、うちのような規模の小さい中小企業だと、

これが無くても何となく仕事が回ります。

なぜなら、仕事が属人性の物が多いためです。

仕事が「人」についていくと、情報も「人」について回ります。

すると、情報の流通が人と人との「縁」で情報が伝わり、

それがいつしかデファクトスタンダードの情報経路になっていきます。

 

ところが、この方法の重大な欠点があり、

関連する部署が増えて行くと情報の伝達コストや情報の錯綜が起きるため、

情報が確実に伝わらないリスクがあります。

実際、うちの会社でも客先で不良が発生すると、

各部門が情報を求めて右往左往している状態です。

 

中小企業に多い、人の努力に頼るやり方は、

十分な実力のあるキーマンがいるときは有効に働きますが、

このキーマンがいなくなるとたちまち組織が崩壊してしまいます。

 

この情報共有をグループウェアで補助したいと考えています。

 

ではでは。