アクシデントを楽しめるか?
*どんなときにもアクシデントは起こる
仕事でも私生活でも、何事にもアクシデントは付き物です。
起きて欲しくはないのですが、起きて欲しくない時に得てして起きがちです。
会社ではIT管理者をやっていますが、
思ってもみないタイミングでサーバーが停まった時は
心臓がバクバクなるのを感じながら復旧作業を行っています。
何せ、会社の業務の半分が停まるんで、影響が半端ないからです。
*アクシデントに発奮する人、委縮する人
「人の本性は、困った時に現れる」
といいますが、
自分の経験では、アクシデントに直面すると
発奮する人と委縮する人に分かれます。
発奮する人は、それこそお神輿を担ぐかのように
あちこちに声をかけて協力を依頼し、
起きた問題の解決策を喧々諤々と議論し、
それこそ、起きたアクシデントを踏みつぶす勢いで
解決を進めて行きます。
傍目にはアクシデントを楽しんでいるようにすら見えます。
(実際は違うとは思いますが)
逆に委縮する人は、起きてしまったアクシデントの重大さに
自分を責め、自分の能力に対する自信を失くし、
ただひたすら今目の前の問題が早く立ち去らないか、
祈るような気持ちで対応していきます。
*自分はどちらかと言うと後者
実は、今日会社で色々とアクシデントが起きました。
どれも大きな問題にはならずに解決出来たのですが、
そのときの胃に穴が空きそうな気分を思い出すと、
自分は委縮しちゃう方の人間なんだな、と思います。
*委縮するのは悪い事じゃない
では、委縮するが悪いことかと言えば、
そうとも限りません。
問題が起きるときの胃の痛さを知っていれば、
問題発生の防止に知恵を使うようになりますし、
起きたときへの備えも考えるようになります。
問題をうまく解決する能力も重要ですが、
損害の期待値を考えると
「問題を起こさないようにする」
「起きても被害を最小限に止める」
と先手を打つことが重要だと思います。
と、今日のアクシデントに対応した自分を慰めています。
ではでは。