セルフアップデート

双極性障害でIT企業をリタイアした中年が、製造業で再チャレンジします

作業の見積もりが重要なわけ

*割り込み仕事がつらい

会社で生産管理システムの導入を担当していますが、

それだけに専任でやらせてもらえるほどうち会社は余裕がありませんので

他の作業と半々でやっています。

 

両方の作業量がほどほどであったり、

どちらか暇でどちらかが忙しい(=足して2で割ると程よい仕事量)なら

何の問題もないのですが、複数の仕事のピークが重なるときがあります。

これが中々つらいです。

 

*「出来ない」と宣言する

もちろん、手を抜いたりせずに両方の仕事をがんばりますが、

人間ですし、双極性障害持ちの鬱病予備軍の自分としては

頑張り過ぎて倒れるのも困ります。

そこで、どこかで優先順位をつけて、

「出来ないものはできない」

と宣言しなくてはいけません。

 

昔はこの宣言が中々出来ませんでした。

つい周りにいい顔をしたくて無駄に頑張ってました。

今は出来ない時には、はっきりと「出来ない」と宣言しています。

でないと、体調を崩して余計に迷惑を掛けるからです。

 

*ただ「出来ない」では通らない

そうはいっても、単に「できない」と宣言するだけでは

周りの人や上司も困ってしまいますし、自分の信用もがた落ちになります。

一般的に「出来ない」と宣言できない理由は信用の問題が大きいでしょう。

 

そこで、自分の場合は「限界」と「交換条件」も合わせて宣言します。

 ・どこまでの作業ならできるのか?

 ・それ以上のことをするには何が必要なのか?

  (例えば、複数の作業を抱えている場合、優先度の低い作業の納期を遅らせる)

 

これは一種の「交渉」です。

引き受けた作業の失敗の確率を減らすために、

より有利な条件を引き出すための交渉になります。

 

*正しい作業の見積もりが自分を救う

交渉を行うには、正しい情報が必要です。

より有利な条件で引き受けるには、自分の作業能力を正確に見極め、

妥協しても良い条件と、絶対に崩してはいけない条件を

正確に判断しなくてはいけません。

それは自分の為であり、また周りの人の為でもあります。

あなたは自分の作業を正確に見積もれていますか?

私は自分の為に、正確に見積もる努力を重ねています。

 

ではでは。