睡眠と躁状態とヒーリング音楽
*うまく眠れないとき
誰にでも、たまに何となく眠れない日はあると思います。
仕事が立て込んでいたときに、仕事している夢を
見て寝た気がしないこともありました。
それよりもひどいのが、仕事を失敗する夢を見て
定期的に目が覚めることもありました。
こっちは「寝た気がしない」じゃなくて
本当に眠れないのでかなりしんどかったです。
*躁状態と眠り
眠れなくなることがあります。
既に10年近く双極性障害とお付き合いしているので、
何度も体験してきました。
躁状態のときは、異常に頭の中が回転して
色々なことを考えてしまいます。
よいアイデアが出てくる時もありますが、
大抵は同じことを何度も考える、
ループ状態の空回りが多いです。
何度も止めようとするとのですが、
そうすると
「頭の回転を止めるためにはどうすればよいのか?」
ということを考え出して、結局考えることが止められません。
脈拍も早くなっているのがわかるので、
深呼吸をしたりして何とか体を落ちつけようとしますが、
中々いい方法がありません。
せいぜい、アルコールを飲むくらいなのですが、
これも時として、頭の回転を更にぶん回す方向に
効く場合があるので博打な感じです。
*意外と効いたヒーリングミュージック
最近試したのがヒーリングミュージックです。
深夜に眠れなかったので、苦肉の策として
部屋の電気を消したまま音楽を流して、
目をつぶって横になっていました。
変な表現になりますが、癖のない音楽の為に
頭が「突込みどころ」を見つけられず、
徐々に頭の回転が収まってきた感じがして、
何とか眠れました。
たまたまだったのかもしれませんが、
次眠れなくなったらまた試してみます。
ではでは。
どうしてそんなに作業メモを作るの?
*手順書を作らないと仕事ができない
タイトルは同僚から言われた言葉です。
会社で作業をするときに、比較的手の込んだ作業のときは
必ず作業の手順書を作ります。
手順書と言っても、要するに目的を達成するための
やることリスト=ToDoリストなわけですが、
どんな作業でもEvernoteのノートを一つ作って
結構詳細にリストを作ってしまいます。
逆に、手順書を作って作業手順を整理しないと
仕事にかかれません。
我ながら面倒な奴だと思いますが、
後述の理由があります。
*2つの理由
1つめは、効率を上げるためです。
ぶっちゃけて言うと、忘れっぽくなったので
効率の良い手順書がないと、後戻り作業が発生するのです。
例えば、
「ある作業をやるためには、アレとコレとソレを
用意しないといけないんだけど、
それは2つ前の手順の段階で発注が必要」
というときに、
手順書がないと、2つ前の手順の時に発注し忘れるんです。
メモ書きでも、一旦書くと自分がやらなくてはいけないこと、
そのために必要な準備などが頭で整理されるので、
思いつきだけで動くよりも効率的に作業ができます。
2つめは、達成感を得るためです。
自分の場合、ダラダラと期間がかかる作業だと、
最終の作業が終わるまでなかなか達成感が得られず、
ジリジリとした焦燥感が募ります。
自分はこれがとても嫌なのです。
仕事はスパッと片づいて、その達成感を味わいたい。
でも、なかなかそういうわけにもいかないので、
そこで、作業を分割して中間目標を作ります。
中間目標を達成するたびに、達成感を得ることで
この焦燥感を和らげます。
*あれば何かと役に立つ
この手順書はメモ書きレベルですが、
数が溜まるとそれなりの資料になります。
細かいメモでも、目次やリンクと作って
目的の作業をすぐ探せるようにすると、
下手な作業手順書よりもよっぽど役に立ちます。
実際のところ、去年やっていた作業の引き継ぎ資料は
Evernoteの目次機能を利用して、
Html化して次の人に渡しました。
1月後には、その部署全体で資料が共有されていて
ちょっとびっくりしました。
そういうわけで、今日もメモ作りに励んでいます。
ではでは。
社内の旅人
*転々とする部署
諸々の事情で、去年から色々な部署を転々としています。
とは言っても、自分が無能で放り出されているわけではありません。
(一応、そういう説明を受けているので、そう信じたい)
主に製造現場ですが、人不足や、
病気によるメンバーの欠員で
補てんの為に入ることが続きました。
会社的にも計画外の配置だったようです。
比較的短期間での部署替が続いたので、
何だか社内を旅して歩いているみたいです。
*自分的にはどうだったのか?(デメリット)
メンタルに不安を抱える自分としては、
あまり嬉しくない状況でした。
慣れない部署に配属された人が
(例えば、開発だった人が営業に回されたとか)
強いストレスに晒されて鬱病を発症をした、
というのはよく聞かれる話です。
しかも、自分の場合は1年で3回も部署替えときました。
おかしくならないわけがありません。
実際、何度か精神的に不安定になって、
鬱状態寸前まで行きました。
(スレスレで持ち直しましたけど)
*自分的にはどうだったのか?(メリット)
一方で、転職してから間接部門の所属が続いたので、
製造の現場が、今一つ見えていない焦りもありました。
近い将来うちの会社ではIT系の大きな作業で
『生産管理システムの刷新』が待っています。
「現場をわかっていないのに生産管理システムの導入に関われるのか?」
という不安があったのですが、
現場体験で多少は作業の流れが見えてきました。
*色々なものが見えてきた
先述した「メリット」のように、2016年に部署を転々としたのは
『神様が会社の色々な業務を知るために、良い機会をくれたのだ』
と解釈して、何とか乗り切りました。
正直、現場作業で
『何で自分が…』
と腐っていた時期もありました。
慣れない現場作業でミスをやらかし
他の人から、ボロクソに言われたこともありました。
(反論しようのないミスをやらかしたときだったので、
ぐうの音も出ませんでしたが)
自分の欠点、向き不向き、出来ることと出来ないこと、
色々なものが改めて見えてきた気がします。
40代を過ぎて、それまでの経験やプライドが邪魔して、
『自分の欠点なんて見たくもない』
と目を背けることが多かった気がします。
それが、自分の欠点と否応もなく対峙することになったのは
荒治療になったと思います。
*リベンジ
『次に生かしたい』と綺麗事を言う気はありません。
あのときボロクソに言った人に、この経験を生かして
目にもの見せてやりたいです。
ではでは。
双極性障害と仕事スイッチ
*仕事スイッチって何?
朝起きて、
「さあ、仕事に行くぞ」
と気持ちを切り替えることを、自分は
『仕事スイッチを入れる』
と表現しています。
多少体の調子が悪かろうが、『仕事スイッチ』さえ入れば、
普通に会社に行って仕事が出来ます。
逆に言うと、このスイッチを入れ損なうと、
どれだけ肉体に調子が良くても仕事に行けません。
*スイッチが入らない
双極性障害で躁鬱の差が激しい自分の場合、
時としてスイッチが入りづらい時があります。
自分を叱咤激励し、「大丈夫」と何度も言い聞かせて
やっとスイッチが入る時もありますし、
結局ダメな時もあります。
*未だに見つからない「スイッチの入れ方」
前日まで調子がよく、
体の調子を整える色々な「儀式」も万全に行ったのに、
朝スイッチが入らなかった時の敗北感は
ちょっと表現が出来ません。
『病気の自分に甘えて、本当は出社出来るのに
サボっているだけなんじゃないのか?』
と丸一日葛藤してしまいます。
逆に、休んでしまった次の日の朝に、ちゃんと仕事スイッチが
入るとホッとします。
*誰か知りませんか?
確実に仕事スイッチを入れる方法。
ではでは。
資格って役に立つのか?
*資格が役に立つのか?
IT系に居たときは、割とホットな話題でした。
不要論の人は
「あいつは、資格は一杯持ってるのに、実務はからっきしだ」
「資格は仕事上の実力を反映しない」
と言います。
必要論の人は
「第三者に実力を保証する保証書代わりだ」
「実務は狭い範囲でしか知識を持てないから、
資格の勉強で広く知識を得る必要がある」
と言います。
どちらも「ごもっとも」です。
*転職したときに役に立ったのか?
一応、IT系の嗜みとして情報処理試験の
基本、応用、セキュリティは持ってます。
それ以外にも細かいのがいくつか。
実際のところ、IT系から製造業への転職でしたので、
ほとんどの資格は意味がなくなりました。
でも、資格を取る為に勉強したことは、
IT系にいたときよりも役に立っていることがあります。
IT系に居た時は、主に制御系のプログラムを担当していたので、
実際のところネットワークインフラについては、
実務経験がありませんでした。
しかし、今の会社に来て、サーバーやネットワークを
担当することになったときは情報処理試験で勉強した
知識に助けられ、何とか作業が出来ています。
*自分を成長させるきっかけ
資格の取得は、資格自体の価値も重要なのですが、
資格を取る過程で勉強した知識なり経験が、
自分を助けてくれます。
自分の価値を高め、会社で生き残っていくには
自分への投資として資格取得は必須だと思います。
ではでは。