作業の見積もりが重要なわけ
*割り込み仕事がつらい
会社で生産管理システムの導入を担当していますが、
それだけに専任でやらせてもらえるほどうち会社は余裕がありませんので
他の作業と半々でやっています。
両方の作業量がほどほどであったり、
どちらか暇でどちらかが忙しい(=足して2で割ると程よい仕事量)なら
何の問題もないのですが、複数の仕事のピークが重なるときがあります。
これが中々つらいです。
*「出来ない」と宣言する
もちろん、手を抜いたりせずに両方の仕事をがんばりますが、
頑張り過ぎて倒れるのも困ります。
そこで、どこかで優先順位をつけて、
「出来ないものはできない」
と宣言しなくてはいけません。
昔はこの宣言が中々出来ませんでした。
つい周りにいい顔をしたくて無駄に頑張ってました。
今は出来ない時には、はっきりと「出来ない」と宣言しています。
でないと、体調を崩して余計に迷惑を掛けるからです。
*ただ「出来ない」では通らない
そうはいっても、単に「できない」と宣言するだけでは
周りの人や上司も困ってしまいますし、自分の信用もがた落ちになります。
一般的に「出来ない」と宣言できない理由は信用の問題が大きいでしょう。
そこで、自分の場合は「限界」と「交換条件」も合わせて宣言します。
・どこまでの作業ならできるのか?
・それ以上のことをするには何が必要なのか?
(例えば、複数の作業を抱えている場合、優先度の低い作業の納期を遅らせる)
これは一種の「交渉」です。
引き受けた作業の失敗の確率を減らすために、
より有利な条件を引き出すための交渉になります。
*正しい作業の見積もりが自分を救う
交渉を行うには、正しい情報が必要です。
より有利な条件で引き受けるには、自分の作業能力を正確に見極め、
妥協しても良い条件と、絶対に崩してはいけない条件を
正確に判断しなくてはいけません。
それは自分の為であり、また周りの人の為でもあります。
あなたは自分の作業を正確に見積もれていますか?
私は自分の為に、正確に見積もる努力を重ねています。
ではでは。
生産管理システムの導入を説明する
*資料を作るのに苦労したこと
4月に書いた記事では、生産管理システム導入の社内提案が
大詰めでした。
既に4カ月経って、色々と話が進んだわけですが、
まずはこの時の資料作りで苦労したことを書いてみたいと思います。
*コストメリットの説明が難しい生産管理システム
説明用の資料を作っているときにぶつかったのがこの問題です。
パンフレットに出てくるような導入メリットの謳い文句は簡単に書けるのですが、
これを具体的な数字でコストメリットを説明しようとすると大変です。
例えば、ラインの製造用の機会だと
「不良率が10%減る」
「生産速度UPで、生産能力が10%向上する」
のように個別の内容で結果が見えやすいのですが、
生産管理システムの場合はデータの入力、生産計画の作成、
在庫管理のような様々な業務のトータルの結果で見るため、
全体としてどれだけの生産性の向上になったかは計算がしづらいのです。
*「それ人減らせる?」
生産性の向上が数字で表しにくいとなると、次の指標になるのが
「どれだけ作業に関わる人が減らせるか?」
という点になります。
これも、ラインの機械であれば
「自動化が進むことで、今まで1台に1人の作業員がいないと
生産できなかったものが、2台に1人で済むようになった」
というように人の減り具合が一目で分かります。
しかし、複数業務が絡む生産管理システムでは、
「入力作業が多分2Hほど短縮できるかな…」
「出荷のデータに関わる作業も3Hくらいは減らせるか…」
みたいな感じで計算していくと、
「全体としては一人分の作業が減らせます。
(でも複数作業の合算なので、実際は減らせない)」
という結論になってしまいました。
*実際のところは…
そうは言っても、4桁万円の投資をしてもらうわけですから、
何らかのコストメリットがないと承認してもらえません。
何とか、「人が減らせる」「在庫の細かい管理で在庫金額を押さえられる」
というところで、無理矢理数字を作ってメリットの説明をしました。
実際のところ、今回のシステムの入れ替えは
ライセンス切れになった現行システムの入れ替えが主目的であり、
コストダウンとかの戦略的な目的はなかったので、
その辺りのコストメリットの説明については、多少多めに見てもらえました。
ただ
「今回は更新することが主目的だからこれ以上は言わないけれど、
それでも1つでも2つでも新しいことには挑戦しなさい」
という注意は頂きました。
確かに、新しいシステムで前と同じことしかやらなかったら
何のための投資何だかわかりませんからね。
*他のところはどうやっているんだろう?
うちの会社は比較的小さいので導入効果の説明は多少曖昧でも
見逃してもらえましたが、投資額が桁違いに大きい大企業とかは
どうやってコストメリットを評価しているんでしょうかね?
他社さんの社内説明資料を見てみたい気がします。
ではでは。
浦島太郎の気分を味わう
*また停まってしまった更新
たびたび更新が停まるこのブログですが、
4月から4カ月も更新が停まってしまいました。
その間普通に仕事をして生活をしていたわけですが、
何かエネルギーが漏れているような感じで
なかなかブログ更新に向かうだけの気力が湧きませんでした。
7、8月に色々なイベントやお休みがあったおかげで
またエネルギーが溜まった感じなので、やれる時にやります。
だから、エネルギーが足らなくなったらまた更新が停まるかもしれません。
*4か月前はこんなことに悩んでいたんだ…
軽く読み返してみると、3月にギリギリの精神状態になって、
そこから(おそらく)躁転して絶好調の状態になり、
生産管理システムの稟議を通すための資料を作ったところで
更新が停まっています。
既に通過した悩みを見ると、何だか懐かしいような微笑ましいような
そんな妙な感情にとらわれます。
(とは言っても、生産管理システムの作業は絶賛進行中なわけですが)
*自分の為に、また書いてみる
ブログが停まっている期間中にまたヤバい精神状態にもなりましたし、
生産管理システムも色々な進捗がありました。
自分自身の思いを外へ吐き出して、色々と整理したいと思っています。
また懲りずにお付き合い下さい。
資料作りに唸る日々
*生産管理システムが離陸間近
いよいようちの会社の生産管理システムの更新も本格化してきました。
先日業者を決定して、現時点での最終見積もりまで貰ってます。
社長からもGOサインは出てます。
唯一の問題は『金』です。
*親会社に迫る決断
いや、社長には見積もり見せて納得してもらってんですよ?
問題は、うちの会社はある金額を越えると
親会社の決裁が必要になるのですが、
今回のシステムはその金額を越えちゃったんですよ。
そうなると、親会社の社長に説明資料を作ってプレゼンして、
ご納得を頂かないと決裁して貰えない。
その資料作りが自分に回ってきたわけです。
面倒臭い上にプレッシャーがかかります。
*納得してもらえる資料になるか?
プレゼン資料が難しいのは、自分が納得する内容でなくて
聞いてもらう人(今回の場合は親会社の社長)が納得する内容を
作らなくちゃいかんわけです。
そうすると、自分の思いだけで資料を作ってもダメで、
聞いてもらう人がプレゼンを見て
「うん、その通りだ。確かにここに投資すべきだ!」
と決断できる内容でなくてはいけません。
でも社長じゃない自分では、そこのポイントがわかりません。
どうするか?
*そりゃあ、社長に聞くしかないでしょ?
わからないことは、わかっている人に聞くのが一番早いです。
だから、うちの会社の社長に聞きに行きました。
しかし
「何にもわからないので教えてください!!」
と言っても怒られるだけです。
そこで、ダミーのプレゼン資料を作りました。
ダミーと言っても、必要な内容はきちんと揃えたものです。
ただ、「社長ならどこを見るか?」という観点がないだけ。
これを持って、うちの社長に確認しに行きました。
ダミーの資料なのでダメ出しを食らっても平気です。
この資料の目的は、「社長ならどこを見るか?」という情報を
引き出すための撒き餌なので、そのまま通れば良し、
通らなくても目的の情報は引き出せるので、
どうあっても自分には損はありません。
*鋭意資料作成中
確認してきましたよ、観点。
一応ポイントは押さえているとのことで、
後はシステムの切り替え前後の違いと、
更新の効果を数字で説明できるようにしてくれとのことでした。
この手の情報システムは、形のない情報を取り使うために
効果を数字化するのが結構厄介です。
だから、なかなか難しい注文ではあるのですが、
やることがはっきりしている分、気持ち的には楽ですね。
そういうわけで、今週末のプレゼンに向けて鋭意資料作成中です。
ではでは。
自分が「なるほど」と思った、お酒を翌日に残さない飲み方
*非常に効果的な飲み方
以前に読んだ本に書いてあった方法です。
比較的実践も簡単で、試してみると確かに効果がありました。
それは、
『まず、飲むお酒と同じ量の水を飲んでから、お酒を飲む』
です。
お笑いになるかもしれませんが、アルコールの分解に必要な水分を補給してから
アルコールを飲むので、次の日にお酒が残ることはありません。
そもそも、水をジョッキで丸々一杯飲んだ後だと、
胃がタプタプになって、「酒を飲み過ぎる」ということが
物理的に出来なくなります。
ついつい飲み過ぎてしまうと言う人は、是非お試しください。
ではでは。