1分で決める方法
*方針が決まらないとき
今、環境ISOの改訂作業をしているのですが、
ドキュメントを直すときに、どう直すのか悩むことが多いです。
特に、今回の改訂は10年ぶりの規定の大幅な変更の為、
内容を大きく見直さなくてはいけません。
このレベルでいいのか、それとももっと深掘りして書くべきなのか?
なかなかどう直せばいいのかが決まりません。
*0秒思考
そんな自分に良く効く処方箋がこれです。
トレーニングとありますが、目の前の問題を解決しつつの
トレーニングですので、どちらかというとOJTになります。
*どうやって1分で決めるのか?
この本で取り上げている方法は、いたってシンプルです。
「タイトルを書いて、それについて
6項目だけメモをまとめること」
それだけです。
「そんなんで本当に頭がよくなるの?」
と思われるかもしれません。
まだ、キチンを初めてまもないので頭がよくなるかどうかはわかりませんが、
目の前の問題の解決はできます。
最低でも、解決の糸口くらいは見つかります。
*書くだけでどうして解決できるのか?
悩んでいることが解決できないのは、
必ずしも悩んでいる問題が複雑だからではありません。
例えば
「お昼御飯をカレーにするか、ラーメンにするか?」
という悩みは、問題自体は非常にシンプルですが、
『最近食べたもの』『体調』『サイフの中身』『店が近くにあるか』etc
と、いろいろな要素が絡み合っていて、
明確な判断基準がありません。
0秒思考では、自分の頭の中にあるものをそのまま書き出すように
言っています。そうするとどうなるのか?
頭の中のものを書き出すと、だいたいは自分が気にしていることから
順番に書き出していきます。
これで、悩んでいる要素の一覧が出来ると同時に、
その優先度も見えます。
また紙に書き出すと、「問題の解決」ではなく、
一歩戻って「問題の整理」という観点で頭の中を
見直すことが出来ます。
悩みにとらわれていると、意外と一歩引くことが出来ません。
つまり、問題を整理すると同時に、一歩下がった視点で
問題を見直すことが出来ます。
*意外とつまらないことで悩んでいる
自分もやってみて気がついたのですが、解決できない悩みは
意外と小さな事につまづいているだけで、
一歩下がると簡単に答えが出ることが多いのです。
これは特に、判断の明確な基準がないときには効きます。
悩んでいる要素を整理して、その優先度を極めるだけで
答が見える場合が多いからです。
*量が勝負
この本では、1日10ページメモを書くことを推奨しています。
1ヶ月頑張れば、300ページで、ちょっとした単行本くらいの量になります。
これだけ悩みをメモにすれば、大抵の悩みは書き尽くせます。
そうなったときに、自分が悩みはどうなっているでしょうか?
これは試す価値ありと、自分は思います。
ではでは。
祖母の死から学んだ2つのこと
*祖母の死から学んだこと
前の記事で、祖母が亡くなったことを書きましたが、
そこから学んだことを書いてみます。
*自分には時間が残っていない
祖母が亡くなって親族が集まった時に、
昔自分が頼りにしていた伯父や伯母が
老人になっていることに改めて気が付きました。
もちろん、今までもたびたび会っていて
「年食ったなー」
と感じてましたし、祖母が亡くなった直後で
みんな気落ちしているのも影響していたと思います。
しかし、自分だって同じように年齢を重ねていて、
自分が年下の親族から同じ感想を持たれるまで
ほんの10年ほどしかありません。
そう考えると、自分に残された時間はほとんどないのです。
当たり前のことなのですが、その事実を
「知っている」のと「わかっている」のでは
大きな違いがありました。
*すぐにやらないと取り返しがつかない
祖母のお見舞いにこれまで全然行ってませんでした。
これは都合が合わなかったこと、
一人だとなかなか気恥ずかしくて行けなかったこと、
何よりも
「次の機会があるさ」
という後回しにする性格の為でした。
「次の機会」なんてありませんでした。
子供の頃と違って、「次の機会」は年々減っています。
今日の出会いが根性の別れになることも珍しくありません。
今をどれくらい一生懸命に生きなくてはいけないのか、
身にしみた気がします。
ではでは。
祖母が亡くなった
*急逝
先週の金曜日に、祖母が90歳で亡くなりました。
世間的には大往生という感じになるかもしれませんが、
前の日まで元気にだったのに、朝になって息をしていないというのは
遺族としてはなかなか受け入れがたい状況です。
*喪失感と孤独感
自分も40代の半ばですので、父親も含めていろいろな人を見送りました。
祖母を失くして、今感じている感情は喪失感とともに
孤独感も感じています。
親しい人を失くした喪失感は当然だと思うのですが、
自分に近い人が少しづつ減っていくことを、改めて実感しました。
これが孤独感に繋がっています。
*一人ということ
後十年もすれば、おそらく自分よりも年上の親戚は
みんな亡くなるでしょう。
そのときに双極性障害で悩んでいる自分は
年上の人間として振る舞えるのか?
病気のことを相談できる人間を失くして、
一人で病気と闘っていけるのか?
祖母の死は、自分に重い問いかけを残して行きました。
ではでは。
今を変えたくない気持ち
*保守的?
現状に不満を持ちながら、具体的な行動を起こせない人がいます。
(例えば自分ですが)
「これをやれば、今よりも良い状態になるのに」
と思うことがいろいろとあるのですが、それを行動に移せません。
何故なんでしょう?
*とりあえずまわってるから
多分、この一言に尽きるでしょう。
現状に不満もあるし、将来に不安もあるけれど、
とりあえず目の前のことが片づいているのを見れば、
「ま、いいか」
と現状維持で満足してしまう。
心当たりありませんか?
自分は沢山あります(笑)。
*一歩踏み出すワクワク感
GTDで頭の中を整理し、ToDoリストで日々のやることを管理していても、
新しい事を初めるときのワクワク感や、うまくいったときの感激は
なかなか味わえるものではありません。
手間がかかることも多いですが、意外と簡単に達成できることも多いです。
姪っ子が初めてのパズルに挑戦して楽しんでいるのも見て、
ふとそんなことを考えました。
ではでは。
春先は総会が続く
*あちこちで総会
自分は少林寺拳法を修行しているのですが、
いろいろな事情で、スポーツ少年団という形で
支部になっています。
昔はよく知りませんが、今はきちんとした運営が必要なため
保護者に対して総会を開いて、年間の活動報告とか必要です。
少林寺拳法に入門している子供の保護者と話をすると、
掛け持ちで習っていると、あちこちで総会が開かれて
スケジュール調整が大変だそうです。
(特に春先)
*ちゃんとできる?
うちのスポーツ少年団も、この体制になったがつい最近なので、
運営ノウハウがぜんぜんありません。
おかげで、そういう総会の進め方とかは
手探り状態です。
幸い、そういう運営に詳しい保護者の方がいらしたので、
やり方とかを教えてもらいながら、
おっかなびっくりで対応中です。
ではでは。