もうケーブルは見たくない
*事務所の机の位置が変わった
昨日は仕事納めでした。
そして何をとち狂ったのか、業務時間中に机の配置を
変えることになりました。
(新年から新メンバーが増えるため、年末にしかタイミングなかったっぽい)
机の配置図見せられた自分は、大パニックになりました。
*どうしてパニックになったのか?
それは、現在の机の配置が電源コンセントと電話線の位置から
逆算して決められいて、新しい配置図はそれを全く無視しているからです。
しかも、新しい棚や荷物の配置だと、数少ない電源コンセントのいくつかが
使えなくなることが判明しました。
コンセントの位置が変わると、LANケーブルをつなぐルーターや
スイッチングハブなどの位置も変わります。
要するに、LANケーブル、電源ケーブル、電話線が全て配線し直しに
なるわけです。
おまけに、それを知らされたのが机移動の2日前。
新しいネットワーク図の検討や、移動に伴う新しいケーブルの購入の
時間を考えると、そりゃあパニックにもなりますわ。
*何から検討したのか?
最初に検討したのは電話線です。
電源やLANと違って、電話線は延長や分配はできますが、
ケーブルの位置自体は変えられないので、
一番配線作業の自由度が低いのです。
次に電源。
こちらは、タコ足などを重ねて1か所のコンセントに負荷が集中すると
最悪ブレーカーが落ちたり、火事になる危険がありますので、
なるべく負荷が分散するようにする必要がありました。
最後にLANケーブル。
幸い、事務所内のパソコンのWifi化を進めていたため、
有線ケーブルを引く必要があるのは、事務所のパソコンの半分程度です。
なので、LANケーブルの配線が一番簡単でした。
ただ、いい機会なので、ルーターの位置をもう少し作業しやすい場所に
移動させようと考えたので、実質的にはLANケーブルもほぼすべてのケーブルを
配線し直しになりました。
今日はちょいとお疲れ気味なので、続きは明日アップいたします。
ではでは。
何が足止めするのか?
*今の会社に来てから何度も経験した「ブレーキ」
前回の記事で書いたバーコードですが、元気に対応中です。
でも、今ちょっと足踏みしています。
それはこの会社に来てから何度も経験した類の理由です。
*ソフト自体は大したことをやっていない
今回運用しようとしているバーコードでの照合は、
大したことはしていません。
製品を出荷するときに、伝票に書かれている製品名と、
その伝票が挟まれる実際の製品が一致しているかを確実にするために、
製品を梱包した箱に貼ってあるラベルのバーコードと、
伝票のバーコードを突き合わせて、その内容が一致しているかどうかを
確認するだけです。
一致していたら「OK」の表示とクイズ番組で流れる正解のチャイムを、
不一致だったら「NG」の表示と不正解のブザー音を流します。
実際のところ、このソフトを作るのに一番時間がかかったのが
この正解のチャイムと不正解のブザー音の、フリーの音源を探すことでした。
バーコードリーダーも、Amazonで頼んだら2日で手に入ったので、
物を揃えるのは3日ほどで完了しました。
*では、何が足踏みさせているのか?
それは、製品のラベルのバーコードです。
バーコードが印刷できるようにソフトを改造するのも
5分で終わったのですが、バーコードが印刷されたラベルを貼った製品は、
印刷されていないラベルが貼られた製品の在庫が無くならないと
出荷されません。なので、実際にバーコードリーダーで出荷のチェックを
行うには1~2週間待たなくてはいけません。
IT系と違って、現物を扱ってそれが大量にある場合には、
どうしてもそこで作業が遅くなってしまいます。
このあたり、IT系出身の自分にはとってももどかしいです。
ではでは。
バーコードの使い方
*「バーコードで省人化するから」
上司から言われました。
「そうですか」
「ついては、そのやり方を考えて欲しい」
『…はぁ?』
何で先に相談しないで決めちゃうかね?
というわけで、今回はバーコードのお話です。
*バーコードの利点
大きい会社ではバーコードを利用しているところが多いです。
では、バーコードの利点はなんでしょうか?
実は、バーコードの直接の利点というのはただ1つしかありません。
「情報をバーコードリーダーをかざすだけで
正確にコンピューターに入力できる」
これにつきます。
広く知られているかどうかはわかりませんが、
業務のIT化(特に製造業)で予算以外で大きなハードルとなるのが
入力業務です。
コンピュータがいかに便利でも、データが入力されないと単なる箱ですが、
この『入力』という作業、意外にやっかいです。
まず、作業者がキーボードやマウスを使って入力しなくてはいけません。
IT化が進んでも、この作業は意外と手間を食います。
また、入力ミスの可能性があるため、ある程度能力的に信頼のおける人が
入力する必要があります。
つまり、入力業務には
・作業にかかる手間を何とかしなくてはいけない
・入力の正確さを保証しなくてはいけない
この2点が求められるわけです。バーコードはこの2点を
(制限はありますが)解決してくれます。
何しろ、入力はリーダーをかざすだけ、正確さは人間など足元にも及びません。
大した文明の利器です。
*どうやったら省人化なんてできるの?
しかし、実のところバーコードの直接の利点はそれだけです。
出荷する製品をバーコードで読み取ると自動で検品するとか、
入庫された製品をバーコードで読み取ると入庫作業が行われるとか、
そういう便利機能は、バーコードの入力を受けた管理システムがやっています。
逆に言うと、そういう管理システムがない状態でバーコードだけ
導入しても「素早く正確に入力できるデバイス」が手に入るだけで
あんまり便利になりません。
そして、うちの会社にはそういうバーコード入力を受け付けられる
管理システムはありません。
さて、そんな状況でどうやったらバーコードによる省人化が
可能になるのでしょうか?
*命じられたからには何か考えるしかない
出来ない理由は即座にいくらでも思いつくので、
やる為の方法を考えてみました。
ようするにバーコードの入力を受け入れる管理システムが
ないからバーコードを導入してもメリットがないわけで、
であれば、小規模でもいいから管理システムを(あるいはサブシステム)を
導入して、そこにバーコードを使う形を取ればいいのです。
…という思考の過程を踏んで、現在半年の猶予を貰ってその
管理システムっぽいものを作る羽目になりました。
つらいけどおもしろそうな仕事になりそうです。
ではでは。
受け入れなくてはならない評価
*賞与の評価の面談ありました。
一応ボーナスなるものが出るらしいのですが、
その評価査定についての面談がありました。
それによると評価ランクはB。平均らしいです。
全体としては平均以上の評価を貰っていますし、
社長からも会社への貢献度は高いと評価されているのですが、
一点だけ突き抜けて悪いのが「欠勤」。
社内のワースト3に入るそうです。
そして、製造業のこの会社ではこの部分が大きく査定に
影響するそうです。
ぶっちゃけると、結果を出していても良く休む奴は評価されないそうです。
でも、有給の範囲内なんですよ?
今時、有給をとるように強要される企業もあるのに、
とても理不尽な評価だと思います。
*どうしようもない評価
その辺りは、上司からも慰められたのですが、
現場のラインを維持する観点から欠勤の日数は
全体に大きく影響しますし、全体を同じ評価基準で評価すると、
自分の査定は下がらざるを得ないそうです。
双極性障害で気分の波があるため、どうしても鬱のときには
仕事ができなくなります。薬を飲んでいてもこれは完全には防げません。
その分を他で補っていたつもりですが、評価基準がそうである以上
自分にはどうしようもありません。
*受け入れます
評価じゃありません。
休みがちな自分を受けれいます。
ではでは。
「社内導入案件」は玉石混合だった
*Evernoteに放り込んだアイデア
以前「Evernoteを使ってGTDをやってます」 という記事を書きました。
この記事では詳細は説明しませんが、3行で説明すると
「頭の中にあるものを全て外に出し、
その内容を分類して、
今やらなくてはいけないものだけを考える」
という仕事や生活の進め方です。
そうやって頭の中から外に出したものには、
いろいろなアイデアや思いつきがあります。
*とりあえず放り込んでおく
アイデアの8~9割くらいは 愚にもつかない内容のものが多いのです。
実際のところ、アイデアの質を上げるのはとても難しいですが、
数を出すのはがんばればできます。
数が集まればキラリと光るものも出てきますし、
お互いのアイデアが相互作用によって
おもしろいアイデアになることもあります。
素晴らしいアイデアを思いつく才能がない自分は、
数でそれを補うしかないのです。
*さっき見返してみた
そんな方針の成果を確かめるべく、
さきほどからEvernoteに放り込んであった、会社で使えそうな
アイデアを貯めてある「社内導入案件」という
ノートブックを見ていました。
割と現実的なものが多いのですが、中には
「GoogleHomeで娘のおむつ交換を記録する」
とかパワーアシストスーツとかもあって、
我ながらいろんなことを考えていたのだな、というのが正直な感想です。
傾向的には、タブレットやパソコンの導入、ロボット、
IoT関連が多いですね。半分仕事で半分趣味的な感じです。
*役に立つ?
残念ながら、まだ役に立ってません。
でも、取り込んだ当時は手が出せなかったけれども、
今ならばがんばれば手が出せそうなアイデアがいくつかありました。
次にこの話題に触れるときは
「役に立ちました!」
という報告ができるように、アイデアの実現にチャレンジしてみます。
ではでは。